柴崎岳が所属するスペイン2部リーグのレガネスが6日午後9時(日本時間7日午前4時)、わずか1年での1部復帰を目指し、1部昇格プレーオフ準決勝第2戦で、同じマドリード州のラヨ・バリェカノをホームに迎える。この一戦に向け、ガリタノ監督が柴崎の負傷欠場を明かしている。

柴崎は先月19日に行われたスペイン2部リーグ第40節ミランデス戦での左足大腿(だいたい)部負傷後、次のマラガ戦を欠場した。その後、リーグ最終節サラゴサ戦の後半途中に戦列復帰するも、続くラヨ・バリェカノとの1部昇格プレーオフ準決勝第1戦で再び負傷欠場を余儀なくされた。

ガリタノ監督はラヨ・バリェカノとの第2戦に向け、招集メンバーを発表していないが、試合前日の記者会見で「アルナイス、ガク(柴崎)、ロサレス、ブスティンサの誰も復帰できない」と明かしており、柴崎の2戦連続の欠場が決定的となっている。

チームは1部昇格プレーオフ準決勝第1戦に0-3の大敗を喫しているため、柴崎は負傷したまま今季を終える可能性がある。柴崎の今季のリーグ戦成績は34試合(先発24試合)、2200分間出場、2得点3アシストとなっている。

3点を追う非常に厳しい状況にあるものの、レガネスは準決勝を勝ち抜いた場合、13日と20日に開催される決勝でジローナと対戦することになる。

(高橋智行通信員)