イングランドのPFA(プロ選手協会)は6日、マンチェスター・シティーのFWフィル・フォーデン(21)が20-21年の最優秀若手選手に選ばれたと発表した。プレミアリーグによる最優秀若手選手賞にも選ばれており、ダブル受賞となった。

フォーデンは今季公式戦50試合で16得点5アシスト。グアルディオラ監督はもちろん、今季限りで退団したアグエロからも後継者として指名されるなど、高く評価されている。今回は最優秀選手賞とのダブル候補だった。

フォーデンは「本当に光栄です。過去にすごい選手がこの賞を獲得してきたし、今季は素晴らしく若いタレントが多い中、僕は本当に幸運だった。獲得できてうれしいし、特別な瞬間だ」とコメント。さらに「両親やコーチたち、選手仲間に感謝したい。彼らがチャンスを与えてくれなければ、僕はゴールも決められず、この賞を得られなかったわけだから。彼らがいなければ、こんなことは起こらなかった」と周囲への感謝を強調していた。

最優秀若手選手の候補には、ほかにアーセナルのサカ、ウェストハムのライス、マンチェスター・ユナイテッドのグリーンウッド、チェルシーのマウント、リバプールのアレクサンダーアーノルドの計6人が選ばれていた。