デンマークのMFクリスティアン・エリクセン(29=インテル・ミラノ)が12日の試合中に突然倒れ、欧州選手権1次リーグB組のデンマーク-フィンランド戦は一時中断の末、再開され1-0でフィンランドが勝ち、初勝利をつかんだ。

エリクセンは会場に近いコペンハーゲン市内の病院に運ばれた。現在は意識も戻り、容体は安定しているという。

デンマーク放送協会の公式サイトは、当時の様子を、処置にあたったチームドクター、モーテン・ボーセン氏の話から、次のように伝えている。

「クリスティアンが倒れ、私たちがピッチに呼ばれた。到着したとき、彼は横向きに倒れていて、息をし、脈もありました。しかし、すぐ状況が変わり、救命のための心肺蘇生を始めた。スタジアムの医師、救急隊員の素晴らしい協力があった。そのおかげで、やるべきことができ、クリスティアンが回復することができた。病院に運ばれる前、彼は、私に話しかけてくれました」