欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンデル・チェフェリン会長(53)が再び、欧州スーパーリーグ創設構想から撤退していないレアル・マドリード、バルセロナ、ユベントスを猛批判し、それぞれのクラブ首脳陣を「無能」と評した。

チェフェリン会長はドイツ誌デア・シュピーゲルのインタビューで「彼らが出ていっても構わない。彼らが新しい大会を創設したいと思っていると同時に、今季の欧州チャンピオンズリーグに参加したがっているのは非常に滑稽なことだ」と皮肉を述べた。

さらに批判を続け、「あの3クラブには単に無能な上層部がいるだけ」、「彼らはフットボールを殺そうとした」と酷評。レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長に対して、「欧州スーパーリーグがなければクラブは生き残ることができないと嘆きながら、その後、キリアン・エムバペを1億8000万ユーロ(約234億円)で獲得しようとした」ことを不自然だと指摘した。

(高橋智行通信員)