南野拓実が所属するリバプールはFWサラーのプレミア通算100得点目などでリーズに3-0と快勝したが、一方でMFエリオットの負傷という新たな不安要素が生まれた。後半13分に相手のタックルを受けて負傷交代。左足首の脱臼で、すぐに病院に搬送されたという。

今季期限付き移籍から復帰した18歳のエリオットは、ここまでリーグ戦開幕4試合出場(うち3試合先発)と定位置を確保し、イングランドの将来を担う逸材と評価が高まっていたばかりだった。

クロップ監督は「彼の状態を見ると、足首が正しい場所にないのがわかった。明らかにひどい故障だ」と説明。「若い選手にこんな経験をさせていいのか」と、憤りもにじませた。昨季はDFファンダイクが故障でシーズンを棒に振っただけに、懸念が強まるようだ。

リーズのビエルサ監督は「うちの選手は彼に危害を加える意図はなかった」と話している。

エリオットは試合終了前にはインスタグラムで「メッセージをありがとう。回復への道だ」と発信したが、クラブは数日中に手術を受ける必要があるとしている。