バルセロナのロナルド・クーマン監督(58)が、次節カディス戦の結果しだいで解任される可能性があると、スペイン紙ムンド・デポルティボが報じた。

クーマン監督は0-3で完敗した14日欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグのバイエルン・ミュンヘン戦後、ラポルタ会長を含むクラブ首脳陣と会談。グラナダ、カディス、レバンテとのリーグ3連戦を指揮する猶予が与えられていた。

しかし20日のグラナダ戦でふがいないドローに終わり、状況が一変。23日カディス戦で周囲を納得させるような結果を出せない場合、26日のレバンテ戦を前に解任される可能性が出てきたという。

またバルセロナの地元ラジオ局RAC1は、クーマン監督が解任された場合、新監督は前監督のやり方を引き継ぐのではなく、チームを刷新し、一から作り上げることができる人物が求められるだろうとしている。(高橋智行通信員)