バイエルン・ミュンヘンは21日、今季から就任したナーゲルスマン監督が新型コロナウイルス検査で陽性反応を示したと発表した。同監督は既にワクチン接種を受けていた。

20日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)ベンフィカ戦で同監督は不在だった。独メディアなどによると、宿泊先で体調を崩し、「インフルエンザのような症状」(同クラブ)となり、チームと別行動に。緊急でミュンヘンに戻り、隔離されたとも伝えられる。

試合はアシスタント・コーチのトップメラーが指揮し、4-0で快勝。ナーゲルスマン監督はSNSで「私は順調だ。回復を願ってくれる方々、ありがとう」「選手と、チームを支えるみんなを誇りに思う。素晴らしい仕事をしてくれたし、私の意志を代弁してくれた」とつづった。

34歳の若さでバイエルン・ミュンヘンを率い、現在ブンデスリーガでは首位、欧州CLでも開幕3連勝と好調な中、この不在期間がどう影響するか、注目される。