レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督(62)が、クラシコの勝利に手応えを口にした。

24日(日本時間25日)、第10節でアウェーでバルセロナとアウェーで対戦し、2-1で勝利。同監督は試合後、記者会見に出席。「我々はクレバーで老練だったし、守備がとてもよかった。パスミスがいくつかあったが、カウンターに優れていた。このチームは高いクオリティーを備えているので、それを楽しまなければいけない。難しい試合だったので、この勝ち点3に満足しているよ。バルセロナは簡単にやらせてくれなかったし、楽な試合にはならなかった」とうなずいた。

4-3-3のシステムについても、歯車がかみ合っているよう。「我々は4-3-3で戦うことに慣れている。特に中盤の3人(モドリッチ、カゼミーロ、クロース)はね。ビニシウスとロドリゴが攻守に渡り素晴らしい仕事をやってくれたし、アセンシオも途中出場で際立った。このメンバーはとても素晴らしい」と選手たちのパフォーマンスを大絶賛した。

一方で、GKクルトワは試合中に負傷した素振りを見せたが「違和感を抱え、深刻そうに見えたが、その後、調子を取り戻した。最後の交代を行わなければいけないタイミングだったので、万が一に備えて待つ必要があったが、最終的に問題なかったので予定していた交代を行ったんだ」と大事に至らなかったことを明かした。(高橋智行通信員)