成績不振のためヌーノ監督を解任したトットナムは2日、前インテル・ミラノ指揮官のアントニオ・コンテ氏(52)が新監督に就任すると発表した。

公式ツイッターに「ボンジョルノ(こんにちは)」の文字と同氏の映像をアップした。契約は23年6月までの18カ月間で、1年間の延長オプションもつけられている。コンテ氏はロンドン入りして、この日までクラブと契約の詳細について話し合いを行っていた。

チェルシーを率いて16-17年シーズンにプレミアリーグを制したコンテ氏は、昨季はインテル・ミラノをセリエA優勝に導いた。だが経営規模を縮小しようとするオーナーらと対立し、今年5月に退団していた。

コンテ氏はトットナムを通じ「監督業に戻ることができて本当にうれしい。選手としても指導者としても自分の特長だった情熱、知性、決断力をチーム、ファンに伝えるため、仕事を始めるのが待ち切れない」とコメントした。