リーグ戦3試合連続クリーンシート(無失点)中だったウルバーハンプトンと、3試合連続4得点を挙げていたリバプールの“盾と矛対決”は、リバプールが1-0で勝利。マンチェスター・シティーに次ぐ2位に浮上した。

リバプールは何度も決定機をつくりながら相手の堅い守りを崩せずにいたが、後半ロスタイムに執念のゴール。FWサラーの右からの折り返しをゴール前で受けたFWオリギが、反転しながら値千金の左足シュートを決めた。

クロップ監督は、途中出場で大きな仕事を果たしたオリギについて「彼は最高のフィニッシャーの1人。このチームではそこまで出番は多くないが、ポジティブな男で、クラブを愛している。チームに貢献したがっていて、今日は信じられないようなやり方でそれを実践してくれた」と絶賛。そして「彼はレジェンドで、人々はいつか彼の本を書くはずだ」と笑顔を見せた。

また左DFロバートソンも自身のツイッターに「いつの日か、自分の孫たちをオリギの銅像の前に連れて行きたい。何て男だ」と書き込んだ。

日本代表FW南野拓実はベンチ入りしたが出番なし。公式戦での連続試合出場は8試合で途切れた。