イングランド・リーグ杯準決勝第2戦が行われ、リバプールがポルトガル代表FWディオゴ・ジョタ(25)の2ゴールで、アーセナルに2-0で勝利。2戦合計2-0で決勝進出を果たした。

リバプールの日本代表FW南野拓実(27)は後半18分から途中出場。アーセナルの同DF冨安健洋(23)はフル出場した。

右ふくらはぎを痛めていたアーセナル冨安は公式戦3戦ぶりに戦列復帰。だが前半19分の失点の場面ではジョタにドリブルで振り切られて先制ゴールを決められるなど、悔しい敗戦となってしまった。アーセナルはこれで公式戦4戦勝ち星なし。

アーセナルのアルテタ監督は試合後、1点目の失点の場面について「冨安は滑ってしまった。彼は(ジョタのドリブルを)ブロックしようとし、ほとんどボールを奪いかけた。だが滑ってしまい、ボールが股の間を抜けてしまった。その後のジョタのシュートはジャストミートしていなかったがGKの逆にいってしまった。防ぐのは難しかったと思う」と振り返った。

その上で右ふくらはぎのけがから復帰した冨安について「彼は信じられないくらいよくやっていると思う。(けがが完治しておらず)彼をプレーさせたくなかったが、無理してもらうしかなかった。セドリックとカラム(チャンバース)が不在で、サイドバックがいなかったから。冨安も『プレーできる』と言ってくれた。練習なしでぶっつけ本番だったが、喜んでプレーし、戦ってくれた。本当に誇りに思うし、選手たちには感謝している」とコメントした。