日本代表MF久保建英(20)が所属するマジョルカがピンチだ。15日の国王杯4回戦エスパニョール戦では久保が直接FKを決めるなど2-1で勝利。10季ぶりに準々決勝進出を果たした。

だがリーグ戦ではまったく勢いに乗れない。22日ビリャレアル戦ではアウェーで0-3とたたきのめされた。これで昨年末からグラナダ、バルセロナ、レバンテ、ビリャレアルを相手に4連敗。リーグ戦での4連敗は2部で戦っていた16-17年シーズン以来、5季ぶりだ。

その時はエルチェ、バリャドリード、アルメリア、ヌマンシアに立て続けに敗れた。同シーズンは最終的に22チーム中20位に終わり、3部降格の屈辱を味わっている。

マジョルカは今季リーグ戦で4勝8分け9敗の勝ち点20。降格圏(18~20位)一歩手前の17位に甘んじている。リーグ戦の次戦は2月5日。試合数に差はあるものの、現在勝ち点2差で残留を争っている18位カディスと直接対決する。(高橋智行通信員)