スコットランド1部セルティックの旗手怜央(24)が敵地ハーツ戦で加入後初ゴールを決めた。0-0の前半27分、ショートカウンターの流れでパスを受けるとゴール正面約25メートルの位置から右足弾丸ミドルをゴール左へたたき込んだ。

チームは同35分にも旗手が起点となり、オライリーの右クロスをギアクマキスがゴール前で流し込んで追加点。後半1点を返されたが、相手のPK失敗にも助けられて勝利した。

地元メディアによると、終了間際までプレーした旗手についてセルティック・ポステコグルー監督は、イングランド3部ミルトンキーンズから移籍後、デビュー戦だったオライリーとともに「本当に素晴らしい」と絶賛。さらに「(旗手には)まだまだ伸びしろがある。セルティックでのプレーは始まったばかり。そう簡単ではないからね」とさらなる期待を込めた。

英デーリーエクスプレス電子版は採点で旗手を両軍最高タイの9点と評価。「驚異の一撃を蹴り込み、ハーツのプレッシャーの中、中盤で求められていた冷静な頭脳をもたらした。ピッチのいたるところで多くのデュエルに勝利し、攻撃の起点となった」と記した。