マジョルカは5日、スペインリーグ第23節でカディスとホームで対戦する。この戦いに向け、久保建英(20)が先発復帰するとマジョルカの地元紙ウルティマ・オラが試合当日に予想している。

久保は1日に埼玉スタジアムで行われたワールドカップ(W杯)アジア最終予選・サウジアラビア戦で出番がなかった後すぐにスペインに戻り、長旅の疲れがある中、翌日の2日にアウェーで行われた国王杯準々決勝ラヨ・バリェカノ戦に後半途中から出場するも0-1で敗れた。

カディス戦で久保は公式戦2試合ぶりに先発復帰し、リーグ戦では3戦連続で先発する可能性が高く、4-2-3-1の右サイドハーフでプレーし、李康仁(イ・ガンイン)と同時起用されると見られている。

同紙の予想は、GK=セルヒオ・リコ、DF=マフェオ、ライージョ、バリエント、ジャウメ・コスタ、ダブルボランチ=ガラレタ、サルバ・セビージャ、攻撃的MF=久保、李康仁、ダニ・ロドリゲス、FW=ムリキとなっている。一方、グレイフとババがけが、ルッソが出場停止で欠場する予定である。

久保の今季ここまでのリーグ戦成績は12試合(先発8試合)、722分出場、1得点0アシスト。マジョルカのリーグ戦順位は勝点20の17位。対する残留争いの直接のライバルであるカディスは勝ち点18の18位のため、マジョルカは敗れた場合、今季初めて降格圏に落ちることになる。(高橋智行通信員)