フランス1部パリ・サンジェルマンのマウリシオ・ポチェッティーノ監督(49)が、レアル・マドリードへの移籍がうわさされるフランス代表FWキリアン・エムバペ(23)について「選手生活をパリSGで全うしてほしい」と訴えた。

ポチェッティーノ監督はスペインのラジオ局の番組に出演。「エムバペは間違いなく世界のトップ5に入る選手。願わくは全キャリアをパリSGで全うしてほしいし、それが我々にとってもクラブにとっても良いことだと思う」と話した。

エムバペについては、すでにRマドリード入りを決断したという一部報道もある。だが同監督は「試合(欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦・Rマドリード戦)があるのにそのような重要な決断をするとは思えない。彼は知的で成熟した選手だ。パリSGのために最大限の活躍をしようと集中しているはず。決断は試合の後にするはずだ」と強調した。

アルゼンチン人のポチェッティーノ監督はエムバペがフランス語以外に英語やスペイン語も完璧に操ると明かし「それが自分と彼との間を縮めている」とも話した。