史上最多13度の優勝を誇るレアル・マドリード(スペイン)が、フランス代表FWカリム・ベンゼマ(34)のハットトリックの活躍で3-1とパリ・サンジェルマン(フランス)に勝利。2戦合計3-2で準々決勝進出を果たした。

以下、Rマドリード・アンチェロッティ監督の試合後会見一問一答。

 

-試合をふりかえって

アンチェロッティ監督 今日は大いに苦しんだが、何とか持ちこたえることができた。ボールを奪うのに苦労したが我々はプレスをかけることを目指し、ベンゼマの素晴らしいプレスが最初のゴールにつながった。その後はこのスタジアムの持つ魔法が発揮され、それがエネルギーとなって相手を仕留めることができた。

 

-後半12分の選手交代について

アンチェロッティ監督 あの交代は試合の流れを変えるものになったし、フレッシュなカマビンガとロドリゴの投入は本当にチームの助けになった。あれは単なる戦術的な変更ではなく、中盤により大きなエネルギーを入れるためのものだった。

 

-モドリッチとベンゼマのパフォーマンスについて

アンチェロッティ監督 ベンゼマはけがから復帰して本当にすごい活躍をしてくれている。一方、ルカ(モドリッチ)について私は何と言ったらいいのかが分からない。今でも常にトップレベルのプレーを披露し続けており、右でも左でも、どこで起用しても大きな貢献をしてくれている。

 

-Rマドリードは今欧州CLの優勝候補か?

アンチェロッティ監督 大会が始まる時に伝えたが、もし自分たちの調子が良ければ我々はどんなチームとも渡り合うことができる。第1戦での我々のプレーは非常に悪く、パリSGの方がはるかに良かったので、勝ち抜くチャンスがないと思われていたが、ホームでその流れを変えることに成功した。今日、我々は自分たちの持ち味を生かし、より良いプレーができた。最初のゴールは運も味方してくれたが、それ以降は自分たちの努力によるものだ。(高橋智行通信員)