3月24日は、22年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選・オーストラリア-日本が行われるだけでなく、欧州でもW杯切符残り3枚をかけた死闘が繰り広げられる。

24日にはW杯欧州予選プレーオフ準決勝ウェールズ-オーストリア、スウェーデン-チェコ、イタリア-北マケドニア、ポルトガル-トルコの4試合が予定されている。このうち29日にイタリア-北マケドニアの勝者とポルトガル-トルコの勝者が対戦し、勝てば本大会出場となる。

当初24日にはロシア-ポーランド戦も予定されていたが、国際サッカー連盟(FIFA)と欧州サッカー連盟(UEFA)が、ウクライナに侵攻したロシアに対し、主催試合への出場を禁じた。そのため24日の試合はポーランドが不戦勝となり、29日にポーランドとスウェーデン-チェコの勝者が戦ってW杯出場チームを決める。

またロシアと戦争状態にあるウクライナはもともと24日にスコットランドと対戦する予定だったが、これが6月に延期された。そのためウェールズ-オーストリアの勝者は6月にスコットランド-ウクライナの勝者とW杯切符をかけて戦うことになった。