事実上、競売にかけられている状態となっているチェルシーのロシア人オーナー、ロマン・アブラモビッチ氏(55)が早くも別のクラブ買収に動いていると、英ミラー紙電子版が23日、報じた。

トルコ国内の情報によると、アブラモビッチ氏は同国1部で現在20チーム中18位のギョズテペを買収しようと交渉中だという。

トルコは現時点ではアブラモビッチ氏への経済制裁等は行っていない。同氏の7億5000万ポンド(約1200億円)と言われるヨットが同国マルマリスの港に到着してから48時間後に、ギョズテペ買収の話がメディアに報じられたもようだ。

トルコはNATO(北大西洋条約機構)の一員だが、ロシア、ウクライナともに関係が深い。プーチン大統領のウクライナへの侵攻を批判しながらも、現時点では中立的な立場を維持している。