バルセロナが30日、欧州女子チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝の第2戦のレアル・マドリード戦(カンプ・ノウ)で、女子サッカー史上最多入場者数となる9万1553人を記録したと、クラブの公式サイトで発表した。

これまでの世界記録は99年にパサデナ(アメリカ)のローズボウルで開催された女子ワールドカップ決勝のアメリカ-中国の9万185人だった。

欧州女子CLの最多記録は12年にミュンヘンのオリンピアシュタディオンで行われた決勝のリヨン対フランクフルトの5万212人だった。

クラブチーム同士の対戦の最多記録は19年にマドリードのワンダ・メトロポリターノで開催されたスペイン女子リーグのアトレチコ・マドリード対バルセロナで6万739人。さらには、昨年10月にカンプ・ノウで開催された今季前半戦の男子クラシコの8万6422人を大幅に上回った。

今回、バルセロナはあらゆる女子の入場者数記録を塗り替えたことになる。記念すべき1日となった試合は、Rマドリードとのクラシコに5-2で勝利。2戦合計8-3で準決勝進出を果たした。(高橋智行通信員)