優勝の行方を占う大一番は首位マンチェスター・シティーと2位リバプールが壮絶な打ち合いの末に2-2で引き分けた。そのためマンチェスターCが勝ち点74、リバプールが同73とその差1のまま順位は変わらなかった。

リバプールの日本代表FW南野拓実(27)はベンチ外。チームの連勝は10でストップした。

試合はマンチェスターCがデブルイネ、ガブリエルジェズスのゴールで2度リードしながら、リバプールがジョタ、マネの得点で2度追いついてドローに持ちこんだ。

マンチェスターCのグアルディオラ監督は「勝てるチャンスを逃してしまった感じがある。彼らを生かしたままにしてしまった」と悔しがりながらも「試合後、選手たちにはどれだけ彼らのプレーが素晴らしくて、どれだけ誇らしく思っているか伝えたよ。我々は信じられないくらい良いプレーをした。勝てなかったが、サッカーでは起こり得ることだ」と選手たちをたたえた。

今季は残り7試合。同監督は「我々はブライトン戦、ワトフォード戦と試合が続く。もし引き分ければ優勝はできないだろう。難しいことだが、でもそれはリバプールも同じだ」と残り全勝へ向けて意気込んだ。