公式戦15戦無敗だったバルセロナ(スペイン)が2-3でアイントラハト・フランクフルト(ドイツ)に敗れ、2戦合計3-4で4強入りを逃した。

バルセロナのシャビ監督は「我々はベストのプレーができなかったし良くなかった。一方、フランクフルトはカウンターでいいプレーをしていた。我々は理解できないPKで先制点を許した後、ミスからスーパーゴールを決められてしまい、3点目でもミスがあった」と悔しがったが、Eフランクフルトについては「準決勝進出に値した」と素直にたたえた。

「我々は良くなかったし、生み出すべきチャンスを作れなかった。ゲームをコントロールしボールはキープしたが、彼らにダメージを与えるための穴を見つけられず高い代償を払うことになった。我々はこの後、リーグ戦に集中しなければならない」というシャビ監督。アウェーのサポーターが2万5000人もいたことについて「スタンドの雰囲気が我々の助けにならなかったのは明らかだ。7万~8万人のバルササポーターが来ると想定していたから。しかしスタンドが分断され、まるで決勝戦のようだった。それは我々の誤算だ」と首をひねっていた。(高橋智行通信員)