日本代表MF久保建英(20)が所属するマジョルカはホームでグラナダに6失点を喫し、残留争いへ痛い大敗を喫した。

前節を終えて16位マジョルカと、降格圏18位のグラナダ。勝ち点3がほしいマジョルカは久保が先発入りした。前半6分に先制点を許すも、同28分に追いつく。久保の右からのパスをFWムリキが収め、後方から走り込んだMFサルバ・セビージャが豪快ミドルをゴール左隅へ蹴り込んだ。

しかし後半開始1分にDFエスクデロに決められ、再び勝ち越しを許す。すると同10分には久保のボールロストからカウンターをくらい、FWプエルタスに決められて突き放された。マジョルカは同13分にDFマフェオの右クロスにMFライジョが頭で合わせて1点を返すも、同24分、33分、45分と失点を重ねた。

この敗戦でグラナダに勝ち点で抜かれた。後半ロスタイムには多くの観衆がスタンドを去り、残ったサポーターからはブーイングが続いた。久保は後半40分に交代。見せ場を作れなかった。マジョルカは次節は敵地での3位セビリア戦。残すは3試合となった。