スペインリーグは22日(日本時間23日)、各地で最終節が行われる。

日本代表MF久保建英(20)が所属するマジョルカは、敵地でオサスナと対戦する。現在17位で、降格圏にいる18位カディスとは勝ち点で並んでいる。

すでに19位レバンテ、20位アラベスの降格が決定している。マジョルカはオサスナに勝利すれば、自力で残留を決められる。引き分けまたは負けの場合、カディスが同じ結果に終わって勝ち点で並んだままになれば、直接対決の成績が得失点差に優先されるため、残留となる。

一方で勝ち点1差で16位グラナダとは直接対決の成績で負けている。カディスが勝ってマジョルカが引き分け、グラナダが敗戦となった場合は、マジョルカが降格となる。

3クラブが勝ち点で並んだ場合は、3チーム間の直接対決での勝ち点合計によって順位が決定されるため、カディスが降格でグラナダとマジョルカは残留となる。

勝てば自動的に残留となるマジョルカだが、今季アウェーでは2勝しかできていない。最後のアウェー勝利は昨年12月に久保が決勝ゴールを決めたアトレチコ・マドリード戦で、そこから10戦未勝利だ。

久保は昨季の最終節で、所属していたヘタフェを残留に導くゴールを決めている。現地紙の予想ではベンチスタートとなっているが、ここ一番で仕事をやってのけることに期待がかかる。