今季限りでレアル・マドリードを退団すると表明したウェールズ代表の主将、ギャレス・ベール(32)が4日、22年ワールドカップ(W杯)カタール大会欧州予選プレーオフA組代表決定戦の前日会見に出席。自身の去就について「多くのオファーがきている」と笑顔を見せた。

ウェールズは5日にW杯切符をかけてウクライナと対戦する。ESPN電子版によると、ベールはウェールズがW杯出場を逃した場合には引退する可能性が高いという。

一方、W杯出場を決めた場合、少なくとも大会までの6カ月間、どこかのクラブに所属してプレーを続ける見通し。その場合、イングランド2部カーディフと短期の契約を結ぶ可能性があるほか、米MLS移籍も検討されるもようだ。

5日のウェールズ戦が自身の去就に影響されるかどうか聞かれたベールは「前から何度も言っているように、将来的なことは考えないようにしている。明日、とても重要な試合があり、自分はそれに集中している」と話した。