日本代表MF遠藤航(シュツットガルト)が、18日に行われた湘南ベルマーレ-FC東京戦を訪れた。

湘南は遠藤がユース時代から所属した古巣。10年に2種登録されてデビューすると、11年に正式にトップチーム入りした。

15年まで湘南でプレーし、16年に浦和へ移籍。18年にベルギー1部シントトロイデンへ海外移籍すると、19年に期限付き移籍したシュツットガルトで活躍。当時2部にいたチームの2年ぶりの1部昇格に貢献した。そこから今季終了までの2シーズンで続けてデュエル王に。日本代表にも欠かせない存在になった。

大きなステップアップを踏んだ遠藤は、この日ハーフタイムにピッチに姿を見せた。「久しぶりに帰ってきて、街を見ながら懐かしい感じだった」とリラックスした表情で話した。

今季を振り返って「W杯出場を決められ、チームも1部に残ることができた」と充実感を漂わせた。ブンデスリーガでの2年連続デュエル王については「個人的に2年連続で取れると思っていなかったのでびっくり」と笑いつつ「日本人のイメージを少し変えられたのでは」と胸を張った。

プロキャリアをスタートさせた思い入れあるクラブのサポーターを前に「これからも海外で活躍する姿を見せ続けられるように頑張る」と意気込みを語った。