レアル・マドリードの日本代表MF久保建英(21)が14日からプレシーズンの練習に参加する。スペイン・EFE通信が7日に報じた。

チーム自体は8日に練習を開始する。選手たちは午前中にメディカルチェックを受けた後、午後に最初のトレーニングを行う予定になっている。

EFE通信によると、プレシーズン練習の初日から参加するのは、先月の代表戦に招集されなかった選手が中心。クルトワ、ルーカス・バスケス、ナチョ、バジェホ、メンディ、クロース、セバージョス、マリアーノ、期限付き移籍から戻ってきたオドリオソラ、ヘイニエル、マジョラルの11人となっている。

さらにU-21フランス代表の一員として戦っていたカマビンガも初日から加わり、Bチームのカスティージャに所属するルイス・ペレス、ラファ・マリン、ビニシウス・トビアス、ブランコ、ラタサの5人が参加するという。

続いて10日にミリトン、カゼミーロ、ビニシウス、ロドリゴのブラジル代表勢が合流。14日にルニン、カルバハル、アラバ、リュディガー、チュアメニ、モドリッチ、バルベルデ、アセンシオ、ヨビッチ、アザール、ベンゼマ、久保が加わる。レアル・ソシエダードなどが移籍先の候補に挙がる久保は去就問題を抱えながらのスタートとなる。

チームは19日まで練習場でトレーニングを続けた後、米国ツアーへ出発。23日にバルセロナ、26日にクラブ・アメリカ(メキシコ)、30日にユベントスと対戦する。

来月10日にはヘルシンキで鎌田大地と長谷部誠が所属するフランクフルトと欧州スーパーカップで対戦。同14日に1部昇格組のアルメリア相手にアウェーで今季のスペインリーグ開幕戦を迎える。(高橋智行通信員)