サッカーのイングランド協会(FA)が12歳以下の年代で、試験的にヘディングを排除する見通しとなった。スポーツメディアの「ジ・アスレチック」が18日に報じた。

このテストが問題なければ、23-24年シーズンまでには12歳以下の子供たちは完全にヘディングが禁止されるという。

ヘディングは認知症と関連があることが分かっている。研究によると、1900年~1976年に生まれたスコットランドの元プロサッカー選手は、認知症が原因となって亡くなる確率が通常の3.5倍にもなるという。

またヘディングは慢性外傷性脳症(CTE、繰り返す頭部外傷または爆発損傷による進行性の脳変性疾患。行動の異常や認知障害につながる)との関連もあるという。