モロッコ代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(70)が、再びワールドカップ(W杯)を目前にして解任される見通しとなった。仏レキップ紙が報じた。

同監督は現在、モロッコ協会と指揮官の座を離れる条件についての話し合いを行っているという。

ハリルホジッチ監督はチームの中心選手だったMFジヤシュ(チェルシー)との折り合いが悪く、同MFを招集しない状況が続いていた。だがモロッコ協会会長がジヤシュをチームに戻すことを宣言していた。

ハリルホジッチ監督の後任には元モロッコ代表DFで現在はモロッコ1部ウィダードを率いるワリド・レグラギ監督(46)が有力視されている。

ハリルホジッチ監督は日本を率いていた18年にも選手との信頼関係を欠くとしてW杯前に解任された。