今夏マンチェスター・シティーから移籍金5000万ポンド(約83億3000万円)でチェルシーに移籍したイングランド代表FWラヒーム・スターリング(27)が、マンCでの自身の扱いに不満を持っていたことを明かした。

スターリングはこれまで移籍の理由として「より多くの出場時間を得るため」と説明していた。だが、マンチェスターCでの状況に「憤り、怒り狂っていた」と告白した。

スターリングは英スカイスポーツの取材に対し「誰でも、自分が必要とされていると感じたいもの。サッカーにおいてもそれは変わらない」「子供の誕生日なんかを犠牲にして、懸命にプレーした後で、お決まりの扱いをされたらがっかりする」などと話した。

その上で「自分はその時、憤り、怒り狂っていた。でも過ぎたことだ。今はチェルシーにいるし、現在のことに集中したい。僕はここで自分の才能をもう1度証明する機会を得たのだから」と強調。アブラモビッチ前オーナーからチェルシーを買収したトッド・ボーリー現オーナーについては「ここ(チェルシー)で、自分がどれだけ重要な役割を担えるかということを示してくれた」などと感謝した。