レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(21)に対し、スペイン各紙は全体的に高評価した。

Rソシエダードは15日、欧州リーグ・1次リーグ第2節でオモニア(キプロス)をホームに迎え2-1で勝利した。後半16分に途中出場した久保は、後半35分にセルロートの決勝点を右足でアシストした。

この日の久保のパフォーマンスに対し、スペイン各紙は概ね高評価。アス紙は「セルロートと久保が残り10分の非常に難しい状況を解決し、チームに大きな価値のある勝ち点3をもたらせた」とし、久保に先制点を決めたゲラバと並ぶ最高の3点をつけた。

一方、マルカ紙の久保評価はチームトップタイの2点(最高3点)。「レアレ・アレーナの観衆が最悪の事態を恐れていた中、久保が決勝点を記録したセルロートに素晴らしいパスを送った」と評した。

レアル・ソシエダードの地元紙エル・ディアリオ・バスコは3点(最高5点)をつけ、「セルロートへのアシストはゴールの半分以上の価値があった。他にも2回チャンスがあったが、シュートを決めることができなかった」と寸評した。

久保の今季ここまでの欧州リーグ成績は2試合(先発1試合)、107分出場、0得点1アシスト。

RソシエダードはグループEで2連勝を達成して勝ち点6を獲得し、優勝候補のマンチェスター・ユナイテッドを抑え首位に立っている。次節シェリフ(モルドバ)戦は来月6日にアウェーで開催される。

またチームはこの後、18日にスペインリーグ第6節でエスパニョールとホームで対戦する。(高橋智行通信員)