今季ここまで無得点だった昨季のプレミアリーグ得点王、トットナムの韓国代表FW孫興民(30)がホームのレスター戦で今季初得点を含む3ゴールと大活躍した。

今季初のベンチスタートとなった孫は後半14分から途中出場。3-2とリードした同28分に豪快な右足ミドルでシーズン初ゴールを挙げると、同39分にはカーブをかけた技ありの左足ミドルを突き刺し、さらに同41分にも右足シュートを決め、わずか13分間でハットトリックを達成した。

この日の孫は4本のシュートを放ち、すべてが枠内。孫のハットトリックはトットナムでの公式戦で4度目(プレミアリーグでは3度目)だった。

英スカイスポーツによると、ベンチスタートの選手によるハットトリックはプレミアリーグで7度目で、トットナムの選手では初めてだったという。

孫は試合後「自分はもっと良いプレーができると思う。チームはここまで良いプレーをしてきたが、僕は自分のパフォーマンスにがっかりしてきたんだ」とさらなる活躍を誓っていた。