オランダ代表でバルセロナMFフレンキー・デヨング(25)が、バルセロナ残留について初めて口を開いた。デヨングは現在オランダ代表に合流しており、欧州ネーションズ・リーグのポーランド戦、ベルギー戦に向けた取材対応で21日、今夏の移籍騒動を振り返っている。

デヨングを巡ってはマンチェスター・ユナイテッドが獲得に乗り出し、バルセロナもクラブの財政危機を乗り越えるため、デヨングの売却を望んでいた。6500万ポンド(約105億円)の移籍金でクラブ間合意をしていたが、デヨングは拒否し、バルセロナ残留を強く望んだ。

デヨングは「チェルシーとユナイテッドが興味を示している? 僕は5月の時点ですでにバルセロナに残ると決めていた。夏の間、この決断を変えたことはない」。

その上で、バルセロナとプレーする場所について意見が一致しなかったこともあったことを明かし「あまり詳しいことは言えない。でもね、クラブにはクラブの、僕には僕の考えがあって、時にはそれがぶつかることもある。でも、最終的にはうまくいった」と振り返った。