バルセロナのウルグアイ代表DFロナルド・アラウホ(23)の22年ワールドカップ(W杯)カタール大会出場が微妙な状況となった。

アラウホは23日に行われたイランとの親善試合で右足の長内転筋(股関節付近)の腱(けん)を負傷。クラブの発表によると、28日に手術を受けることが決定したもようだ。

アラウホは当初、手術に対して消極的だったが、25日にバルセロナのシャビ監督、チームドクターと話し合い、手術を受ける決心をしたという。手術を受けると、けがが完治する可能性は高いが、保存療法を選択した場合よりも戦列復帰に時間がかかるため、W杯への出場が微妙となった。

アラウホは自身のツイッターに「僕は母国とナショナルチームを愛している。この決断は、どちらを選択するかどうかということではなく、いかに早く100%に戻れるかを考えた末の決断だ」などと説明した。