チェルシーなどで活躍した元ナイジェリア代表MFジョン・オビ・ミケル(35)が27日、引退を表明した。ミケルは21年にクウェートSCでプレーした後、クラブに所属していなかった。

自身のSNSに「すべての物事には終わりがくると言います。自分のサッカー人生にとって、それが今日です」と記した。

テクニックのある万能型MFのミケルはチェルシーで249試合に出場。2度のプレミアリーグ制覇、11-12年シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(CL)優勝などに貢献した。

またナイジェリア代表として14年、18年の2度ワールドカップ(W杯)に出場。14年ブラジル大会では16強に進出した。

ミケルはSNSに「家族や監督、クラブ、コーチ、チームメート、そしてずっと応援してくれたファンの存在がなければ、すべての成功は成し遂げられなかった。調子の良い日も悪い日も、期待に応えられなかった日ですら、みんながサポートしてくれた。本当にありがとうと言いたい」

「これはさよならじゃない。新たな旅路、新たな人生の一章の始まりだ。未来に何が待っているのか楽しみだし、またみんなと一緒に歩くことができたら」と感謝の言葉を記した。