元アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアイン(34)が、今季終了後に引退することを発表した。イグアインは現在、元イングランド代表デビッド・ベッカム氏がオーナーを務める米メジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミに所属。イグアインはこの日、記者会見で「サッカーに別れを告げる日が来た」と明かし「考えられないようなキャリアを歩み、想像を超える結果を残した。3~4カ月前に決めたことなんだ」と感慨深げに語った。

「サッカーは僕に多くのものを与えてくれた。良いときも悪いときも、その瞬間を生きることができたことを光栄に思っている」と振り返り、これまで所属したクラブや指導者への感謝を口にした。

05年、アルゼンチンのリーベル・プレートでプロ生活をスタートさせ、その後はレアル・マドリード、ナポリ、ユベントス、ミラン、チェルシーなどでプレー。707試合に出場し333ゴール、113アシストを記録。レアル・マドリードでは264試合に出場し121ゴールを挙げた。ユベントスでは3度の優勝を経験している。

アルゼンチン代表として75試合に出場し31得点。14年のワールドカップ(W杯)での準優勝などに貢献した。最後のシーズンでMLSプレーオフ進出に貢献したいと抱負を語っている。