レアル・ソシエダードのスペイン代表FWミケル・オヤルサバル(25)が半年ぶりに全体練習に復帰。スペイン・マルカ紙が6日、報じた。

RRソシエダードのエースであるオヤルサバルは、3月17日の練習中に左膝前十字靱帯(じんたい)を断裂。1週間後に手術を受けた。

以降リハビリを続け、5日にようやくチームの全体練習に復帰した。全メニューを消化することはできなかったものの、当初の予想より早く復帰の最終段階に入った。

マルカ紙は、全てが順調にいった場合、1カ月以内に戦列復帰し、22年ワールドカップ(W杯)カタール大会のスペイン代表入りに間に合う可能性があると伝えた。

オヤルサバルは負傷前まではスペイン代表の主力で、ルイスエンリケ監督は先月の国際Aマッチ期間中、W杯に向けてギリギリまで同FWの様子を見守ると示唆していた。

オヤルサバルのスペイン代表デビューは19歳だった16年5月29日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦。これまで21試合に出場し6得点を記録している。最後の出場は昨年10月10日の欧州ネーションズリーグ決勝フランス戦。先発出場して先制点を決めるも、ベンゼマとエムバペにゴールを決められ、1-2の逆転負けを喫した。(高橋智行通信員)