トットナムのアントニオ・コンテ監督(53)が、悲しみの中で勝利をつかんだ選手たちをたたえた。
トットナムのフィットネスコーチだったジャン・ピエロ・ベントローネ氏が6日、白血病のために61歳で死去した。白血病だと診断されてからわずか数日後のことだった。
この日のキックオフ前には黙とうがささげられ、コンテ監督は目頭を押さえて涙をこらえた。
試合はトットナムがイングランド代表FWケーンの今季8点目のゴールで勝利。
試合後には主将のGKロリスがベントローネ氏の名前が入ったユニホームをアウェーのファンが座るスタンドへ向けて掲げた。
コンテ監督は「私にとってだけでなく、スタッフ、選手たち、そしてすべてのトットナムの関係者にとって、今週は本当につらいものになってしまった。彼(ベントローネ氏)は我々1人1人の心の中にいる人物だ」
「明日は葬儀が行われる。今の状況を話すのは難しい。まだ何が起きたのか理解できずにいるから」
「最終的にブライトンのような強い相手に勝てたことは(トットナムの選手たちが)良いプレーヤーというだけでなく、良い人間として頼りになるというところを見せられたと思う」などと話した。
ベントローネ氏はマルチェロ・リッピ監督のスタッフとしてイタリア代表の2006年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会優勝に貢献。その前にはユベントスでもアスレチック・トレーナーを務めており、コンテ監督は現役時代から同氏とのつきあいがあった。
コンテ監督は「彼の家族にできるだけ寄り添いたい。昔から彼のことを知っているから」と残された家族への思いやりも示していた。

