アーセナル(イングランド)の日本代表DF冨安健洋(23)がPSVアイントホーフェン(オランダ)戦に先発し、後半31分までプレー。MFジャカの決勝ゴールをアシストし、1-0の勝利に貢献した。

冨安は後半25分、右サイドを駆け上がり、パスを受けると中央へふわりとマイナスのクロス。これをジャカが右足をかぶせるように強引に振り抜き、ゴール左隅へグラウンダーのシュートを突き刺した。

アーセナルはそのまま1-0で勝利。現在1次リーグA組首位の同チームは、残り2試合でグループ2位以上を確定させた。

冨安は右サイドバックの守備でも、欧州ビッグクラブが注目する相手のオランダ代表FWガクポに仕事をさせなかった。英イブニング・スタンダード紙電子版は採点でジャカと冨安にチーム最高の8点(10点満点)を与え、冨安については「この日本代表はシーズンはじめの数分は苦労したが、今やベストの状態に戻ったようだ。コーディー・ガクポを黙らせ、アーセナルのゴールをお膳立てした」と記した。