バイエルン・ミュンヘンやマルセイユなどで活躍した元フランス代表MFフランク・リベリ(39)が21日、引退を表明した。

左サイドを主戦場にしたリベリは、ブレストやメスなどを経て05年から所属したマルセイユでリーグ戦60試合に出場して11ゴールと活躍。その後、名門バイエルン・ミュンヘンへ移籍し、273試合で86ゴールをマーク。9度のブンデスリーガ優勝、12-13年シーズン欧州チャンピオンズリーグ(CL)制覇、13年クラブ・ワールドカップ(W杯)優勝などに大きく貢献した。

リベリは代表でも81試合で16得点を記録。06年W杯ドイツ大会では準優勝を経験した。

リベリはBミュンヘンの後は19年から2シーズン、セリエAのフィオレンティナに所属。昨季からサレルニターナへ移ったが、度重なる膝のけがのため、引退を決意したという。

リベリは自身のSNSにフランス語、英語、イタリア語、ドイツ語で感謝のメッセージを記し、「みんな、この素晴らしい冒険をありがとう」と感謝した。

リベリはサレルニターナで指導者に転身する可能性が高いという。