国際サッカー連盟(FIFA)は、オーストラリアとニュージーランドで共催される23年女子ワールドカップ(W杯)において、登録メンバーを26人に増やしてほしいとする各国コーチ陣からの要望を却下した。英スカイスポーツ電子版が報じた。

10月に行われた女子W杯組み合わせ抽選会で、イングランドのウィーグマン監督やドイツのテックレンブルク監督らが26人へ増やすプランについて話し合い、他の多くの指揮官も賛同していた。だがFIFAは登録メンバー23人での大会開催を決定したという。

スカイスポーツによると、FIFAは明確な理由は示していないものの、現在行われている22年ワールドカップ(W杯)カタール大会(登録人数26人)と違い、シーズン後の開催となるため人数を増やす必要はないと判断したもようだ。

11月にウィーグマン監督は「選手の福利厚生を守るために、登録人数を増やすことは必要だ」と主張していた。