サッカーのポルトガル代表FWロナウド(37)がサウジアラビアのアルナスルに加入することが決まった。同クラブが30日、発表した。契約は2025年までで、年俸2億ユーロ(約280億円)近くになるという。

世界最優秀選手賞「バロンドール」を5度受賞した世界的ストライカーも今季は苦しんでいる。FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会前、出場機会の少なさから所属するマンチェスター・ユナイテッドに対する不満をメディアにぶちまけ、追われるようにクラブを退団。W杯は「無所属」で臨んでいた。精神面が不安定なまま。いつものスーパースターの姿はなく、準々決勝でモロッコに0-1で敗れ、最後のW杯とみられるロナウドは号泣した。

新天地での新たな挑戦に期待が高まる。