バルセロナが今冬の移籍市場最終日にフィオレンティーナのモロッコ代表MFソフィアン・アムラバト(26)の獲得を狙っているとスペイン紙マルカ電子版が31日に報じた。

スペインの今冬の移籍市場は31日までだが、バルセロナはギリギリまで中盤の補強を目指しており、アムラバト獲得に動いているとのこと。移籍市場閉鎖まで24時間を切る中、フィオレンティーナに買い取りオプション付きの期限付き移籍のオファーを申し入れる予定であるという。

アムラバトは昨年開催されたワールドカップ(W杯)カタール大会で素晴らしい活躍を見せ、モロッコを4位に導く原動力の1人となった。昨年末より多くのクラブに注目されており、これまで具体的に興味を示すクラブとして、リバプールやアトレチコ・マドリードの名前が挙がっていた。

スペインでは今冬の移籍市場でそこまで大きな動きがないため、同紙のインタビューで以前、シャビ監督の現役時代のプレーを見て育ったことを打ち明けていたアムラバトのバルセロナ加入が実際に実現した場合、ビッグニュースとなるだろう。(高橋智行通信員)