プレミアリーグのサッカー選手2人をストーキングし、別の選手にも嫌がらせを行った女性が有罪を認めた。

英BBC電子版によると、有罪を認めたのはTikTokで活動している女性のオーラ・メリッサ・スローン氏(21)。チェルシーMFマウントと破局後、4カ月にわたってストーキングしていたという。

スローン氏はマウントの元チームメートで現在ブライトンに所属するMFギルモアへのストーキング、チェルシーDFチルウェルへの嫌がらせ行為についても有罪を認めた。

BBCによるとギルモアは、スローン氏から送られたメッセージによって「人生に大きな影響が生じた」と話しているという。

裁判所によると、マウントとスローン氏は20年11月にチルウェルの自宅で行われたパーティーで出会い、その後、関係を持ったという。約半年間、連絡を取り合った後にマウントが「関係が進展しない」と判断。しかしマウントはその後、スローン氏からのメッセージに悩まされ、同氏の電話番号をブロックしたという。

マウントが電話番号を変えてもスローン氏からのメッセージが届き、メッセージは計21もの異なる番号へと送られたという。マウントは関係当局に対し「彼女が何をしでかすかわからなかった」と話しているもようで、トレーニング場に現れることを心配していたという。

スローン氏は昨年9月10日から10月28日の間にギルモアにもつきまとい、同MFは「私は眠ることができず、睡眠薬を飲まなければならなかった」と証言している。同氏は昨年6月19日から10月28日の間にマウントにつきまとい、昨年10月20日から10月29日の間にチルウェルに嫌がらせをしたことなど、すべてを認めた。

スローン氏は保釈を許され、6月20日の判決を待っているという。