日本代表MF伊東純也(30)が所属する11位スタッド・ランスが、敵地で7位リヨンに完敗した。自身は2度ネットを揺らすも、ともにオフサイドで無効となった。

苦しいチーム状況の中、前節は6点目。同国の日本人シーズン最多得点記録を更新するなど気を吐いたシーズンも、残すは1試合。試合後の取材では、来月3日(日本時間4日)の最終節モンペリエ戦を前に、初挑戦となったフランスでの1年間や移籍に関する考え方を口にした。

-残り1試合。フランスに来て1年が経とうとしているが、振り返って。初めてのフランスリーグはどうだったか

「まあ最初は入りから良くなくて。チームへの入りが。自分は、けがからスタートして。あんまり、あれでしたけど、中盤戦ぐらいに負けなしで来て、自分の調子も(上向いた)。数字としては結果あんまり出かったですけど、調子としては悪くなかったなっていうのは。まあ全然できるなっていうのはあるし」

-来シーズンもランスか

「いや、はは、今のところはそんな感じです(笑い)」

-日本代表。選ぶ側としては、毎回、試合に出て活躍したもらった方が、ビッククラブでも全く出ないより喜ばしいと思うが

「ビッククラブで活躍する方がいいと思いますけどね」

-ビッククラブへ行きたい考えはあるか

「まあ、チャンスがあれば。年齢も年齢なんで。年齢の問題もあるんで(笑い)。難しいと思います」

-私生活でもフランスには慣れたか

「だいぶ、まあ。そうっすね。ベルギーとあんまり変わんないっす」

-チームメートとはフランス語で会話しているのか

「あ、全然、フランス語は無理っす。英語? まあ少し」

-最終節はホーム戦。懸ける思いは

「最終戦、ホームなんで。しっかり勝って、スタジアムで。雰囲気を変えられれば」

(リヨン=松本愛香通信員)