ベルギー1部リーグ上位プレーオフで28日、クラブ・ブリュージュのMF本間至恩(22)がホームのゲンク戦でトップチーム初出場を果たした。

背番号62の本間は1-3の後半44分から出場し、最前線の中央に入った。ロスタイムを含めた約7分間の出場で、得意のドリブルを見せることはできなかったが、味方とのパス交換から中央突破を試みるなど、3本のパスを出して成功は2本あった。

後半95分には味方のパスに抜けだし、左から右足アウトサイドで折り返した。その流れからゴールが生まれたが、VARの判定で結果は本間のオフサイド。限られた出場時間の中でも見せ場はつくった。試合はそのまま1-3で敗れた。

本間は昨年7月にアルビレックス新潟からベルギーの名門クラブ・ブリュージュに移籍。今季はここまで、同クラブのセカンドチームでベルギー2部リーグに所属するクラブNXTの「背番号10」としてプレーしていた。そこでリーグ戦23試合に出場して4得点4アシストを記録。持ち味の鋭いドリブル突破など随所に好プレーを見せていた。

【動画】元新潟のクラブ・ブリュージュMF本間至恩がベルギー1部リーグでトップチームデビュー