今季限りでバルセロナを退団する元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツ(34)が、元同僚リオネル・メッシに続いて米MLSインテル・マイアミに加わる可能性について、同クラブと話し合いを持った。関係者がESPNの取材で認めた。

ブスケツは今月30日で満了となるバルセロナとの契約を更新しないと発表した後、サウジアラビアのアルナスル、アルヒラルとも交渉している。ブスケツの次のクラブはこの3チームの中から選ばれるもようだ。そんな中でメッシがバルセロナ復帰やアルヒラルへの移籍を断り、インテル・マイアミを新天地に選んだことはブスケツにも影響を与える可能性は高い。

2人はバルセロナの本拠地カンプノウで10年以上一緒にプレーしており、今も親しい友人だ。この数カ月、メッシがバルセロナに戻ってきた時には定期的に会っている。

ブスケツは以前にも米国でプレーしたいという希望を語っており、昨年11月にはインテル・マイアミに移籍する可能性さえも示唆していた。

ただ、メッシは自身のインテル・マイアミ移籍を発表した際、「ブスケツの去就については知らないし、自分の決定が彼の去就に影響することはない」と話した。

ブスケツの場合もメッシ同様、インテル・マイアミよりもサウジアラビアの2クラブからのオファーの方が金銭的には上回っている。

レアル・マドリードの元フランス代表FWカリム・ベンゼマは今週アル・イテハドに加入し、チェルシーのフランス代表MFエンゴロ・カンテも同クラブに移る。