レアル・マドリードが、スペイン代表FWアセンシオ(27)とMFセバージョス(26)との契約にバルセロナ対策の条項を付帯していたと10日、スペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が報じた。

アセンシオとセバージョスのRマドリードとの契約は、ともに今年6月30日まで。アセンシオはすでに7季過ごした同クラブでのキャリアに終止符を打ち退団することが決定し、パリ・サンジェルマン行きが濃厚となっている。セバージョスは、契約延長が間近とみられている。

そんな中、同紙によると、両選手はたとえRマドリードとの契約が終了しフリーエージェントになった場合でも、バルセロナ移籍を禁止する条項が存在するという。

そのため、同紙はバルセロナは当初、来季に向けてメッシに似た特徴を備えるアセンシオに興味を示していたが、獲得不可能であることを知り断念したと伝えている。(高橋智行通信員)