レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(22)が17日にアウェーで行われるスペインリーグ第5節レアル・マドリード戦で、開幕から5戦連続でスタメン入りするとスペイン紙マルカが試合当日に予想した。
久保は前節グラナダ戦、右足大腿(だいたい)四頭筋の違和感が懸念されながらも4試合連続で先発出場。スペインでのキャリア初となる1試合2得点を記録してチームの初勝利に大きく貢献し、試合後、4戦続けてMVPに選出された。
マルカ紙はドイツ、トルコとの代表戦から戻ってきた久保が古巣Rマドリード戦に向け、いつも通り、4-3-3の右ウイングでスタメン入りすると予想した。その先発メンバーはGK=レミーロ、DF=トラオレ、スベルディア、ル・ノルマン、ティアニー、MF=ブライス・メンデス、スビメンディ、ミケル・メリーノ、FW=久保、カルロス・フェルナンデス、オヤルサバル。けがでアンドレ・シルバとエルストンドが招集外だった。
また同紙は久保について、「シーズン開幕からチュリウルディン(※Rソシエダードの愛称)の偉大なリーダーになっている」と絶好調であることを強調した。
一方、Rマドリードに関して、システムはダイヤモンド型の4-4-2、スタメンはGK=ケパ、DF=カルバハル、ナチョ、リュディガー、フラン・ガルシア、MF=クロース、チュアメニ、カマビンガ、トップ下=ベリンガム、FW=ホセル、ロドリゴと予想。クルトワ、ミリトン、ビニシウス、メンディ、ギュレルが負傷欠場する。
Rソシエダードは今季ここまでスペインリーグ4試合を戦い、1勝3分けの勝ち点6で暫定10位。対するRマドリードは開幕から唯一4連勝を達成し、勝ち点12を獲得して暫定2位となっている。(高橋智行通信員)