バルセロナがシャビ監督(43)と契約延長で合意したことを22日に発表した。期間は以前報じられていた通り、1年延長の25年6月30日までとなった。
この契約にはさらに1年延長オプションが付随しているが、スペイン紙ムンド・デポルティボによると、事前に定められた目標が達成された場合、26年6月30日まで自動的に延長される内容になっているとのことだ。
21年11月にロナルド・クーマン監督の後任としてバルセロナにやって来たシャビ監督は、これまで公式戦96試合を戦い60勝17分け19敗、184得点91失点という成績を残している。その間にスペインリーグとスペイン・スーパーカップの2タイトルを獲得した。また下部組織の選手を積極的に起用し、これまでラミン・ヤマルやフェルミン・ロペスなど12人をデビューさせている。
シャビ監督率いるバルセロナは今季、スペインリーグでは5試合4勝1分けの勝ち点13でレアル・マドリードに次ぐ2位につけ、19日に行われた欧州チャンピオンズリーグ・1次リーグ第1節ではアントワープに5-0の圧勝を収め、幸先の良いスタートを切っている。(高橋智行通信員)