優勝候補のバイエルン・ミュンへン(ドイツ)がアウェーでコペンハーゲン(デンマーク)に2-1で逆転勝ちした。

後半11分に先制点を献上したBミュンへンは同22分、MFムシアラがドリブルで強引に相手ボックス内に進入し、囲まれながらも右足を振って同点ゴールを蹴り込んだ。

同38分にはGKウルライヒからのキックをFWケーンが頭でフリックし、これを拾ったMFミュラーがドリブルで相手ボックスに進入。左側に走り込んできたFWテルにパスを出し、同FWが左足で決勝ゴールを決めた。

Bミュンへンのトゥヘル監督は「とても難しい試合だった。彼らの守備は非常にタイトでコンパクトで、こじ開けるのは難しかった。後半の最初のほうで失点して厳しくなったが、だからこそ逆転勝ちは良いパフォーマンスをしたということだ」

「先制点を献上したことで試合を難しくしてしまった。しかし我々は集中し、ポジティブであり続けた。フラストレーションをためることなく、少しの幸運とベンチからのとても良いエネルギーで状況を好転させることができた」などと話し、テルやミュラーら途中出場の選手たちをたたえた。